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2010/09/17/00:00

031:夢から覚めても

右手にサラサラとした、柔らかい感触。
見るとそこには安らかに眠るあかねがいた。

一瞬状況が理解できずに焦ったものの、あまりの心地よさに、まあいいかと考えるのをやめた。
髪を一房摘んで、くるくると弄んでみる。
するとそれに反応するかのようにあかねは身じろいだ。

その姿があまりに可愛くて愛しくて、俺は思わずその身体を抱きしめた。


「…ん…。」

寝ぼけ眼であかねが目を覚ます。

「わりー。…起こしちまった。」

まだはっきりと意識は戻っていないようだったが、首を横に振り、そして微笑んだ。


再び眠りについたあかねの髪に接吻けをして、腕の力をいっそう強めた。





***





急に目の前が眩しく感じ、はたと目が覚める。


…夢か。


そう思って視線を横に向けると、そこには夢そのままにあかねが眠っていた。


夢…じゃ、ねえ…。


右手に触れるその柔らかな髪も、安心しきった寝顔も、みんなみんな現実だった。


「ん~…。」

あかねが寝返りを打つと同時に、気持ち自分の方に引き寄せる。


「…乱…馬?」


夢とおんなじ反応なのがなんだか可笑しくてしょうがなかった。


「…おはよ。」


笑いを堪えながらそう言って、またあかねを抱きしめた。


2004/01/02:UP|2010/09/17:RETOUCH


PS.

乱馬くんが余裕な感じだなあ…。


ドリーマーに100のお題EDITCLAP


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