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2010/09/12/00:00

020:遠隔操作

「乱馬リモコンがあればいいのになあ…。」

夕飯後、あかねに宿題、宿題と追い立てられ、渋々机に向かっていると、ふいにあかねがぼそりと呟いた。
「…はあ?なんだそりゃ。」
「例えばね、乱馬がちーっとも宿題やろうとしないときとかさ、ピッてリモコン押したら乱馬が机に向かって宿題し始めるの。」
「…何、お前俺を操りたいわけ?」
「だって、そしたらあたしがいちいち言わなくても、乱馬が宿題するでしょ?」

すごい便利だよね!と言って、あかねはありもしない物を嬉しそうに想像していた。

「そんなんで俺を操ろうだなんて、100万年早いっつーの。」
「何よー、だったら毎回あたしに言われる前にさっさと自分で宿題しなさいよね。」


つーか、そんなわけわからんもんがなくても…


「…とっくに操られてるっての。」
「え?」
「…なんでもねー…。」
「……変な乱馬。」


あかねの一挙一動に俺がどれだけ翻弄されているか、目の前のこいつはまったく気づいていない。

…でも、結局はそれをよしとする自分がいるのも事実だったりする。


「はあ…。」
「乱馬、手が止まってる!」
「はいはい。やりゃーいいんだろ、やりゃー。」


俺も大概だよな、と思いながら、また一つ溜息をついた。


PS.

リモコンで動く乱馬くんを想像したら笑えた。
無意識なあかねちゃんの仕草やら態度やらに随時翻弄されっ放しの乱馬くんこそ至高だと思う。


ドリーマーに100のお題EDITCLAP


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