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2013/04/11/19:04

068:ハンドル

例えばちょっと嫌なことがあったとき。

「つまんねーこと気にすんなよ。」

乱馬はそう言って、ニッと笑う。

――子どもみたいに、無邪気な顔で。


例えばちょっと嬉しいことがあったとき。

「よかったな。」

乱馬はそう言って、嬉しそうに笑う。

――まるでそれが、自分のことかのように。



例えばちょっと落ち込んでいるとき。

「んな湿っぽい顔すんな。らしくねー。」

乱馬はそう言って、微笑む。

――優しく、瞳を細めて。



いつもあたしが必要としているときに、乱馬は笑顔を見せてくれる。

どれだけその笑顔に救われてきたか。
きっと乱馬はこれっぽっちも気づいていないんだろう。



そうかもしれないけど、でも。



あたしの気持ちをコントロールするかのように乱馬が笑ってくれるのが、すごく、すごく嬉しい。


2005/01/13:UP|2013/04/11:RETOUCH


PS.

コントロールするにはハンドルが必要ってことで。
超無理矢理ですよねわかりますハイ。
無意識なことでも、それが救いになっていることもあるんですよねえ。


ドリーマーに100のお題EDITCLAP


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