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2013/01/30/22:45

085:押す

ある喫茶店の二重ドアの前。
入ってゆっくりお茶が飲みたいのに、ドアがびくともしない。
「何してんだよ。さっさと中入ろーぜ。」
「ドアが開かないの。どうして~?」

どれ、と乱馬がじっとドアを見つめる。

「バーカ。よく見てみろよ。『押』って書いてあんじゃねーか。なのに引いてどーすんだよ。」
「あ、ホントだ…。」

ドジなやつ~と言いながら、乱馬が二つめのドアを押した。

「ん…?開かねー。なんだこのドア。」

もしやと思い、ドアをよく見たら…やっぱり。

「バカねー。よく見てみてよ。『引』って書いてあるじゃない。なのに押してどーすんのよ。」

さっき乱馬に言われたのとおんなじセリフを言ってやった。

「ウソだろ…?普通最初が『押』なら二つめも『押』だろーが。」
「なあんだ。乱馬もドジじゃん。」
「うっせ。この店の造りがわりーんだよ。」

ちっと舌打ちをして、乱馬はお店の中へ入っていった。


「おあいこね。」


ちょっと笑ってから、あたしも後に続いた。


2004/03/29:UP|2013/01/30:RETOUCH


PS.

8割方実話なこの話。以前ホントにこーゆードアに出くわしたんですよ。
なんであんな風にしたんだろ…未だに謎。


ドリーマーに100のお題EDITCLAP


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